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メカトロニクス系列でものづくりを学ぼう!!
メカトロニクス系列の学習内容
○ 実習
実習では1班、約10名の班ごとで、ものづくりや実験に取り組みます。実習作
業の実体験を通して、技能と知識を高めます。また、仲間と協力して授業に取り組
む事により、コミニケーション能力を高め、社会で通用する人材育成をします。さ
らに、さまざまな作業を行う中で、安全作業を身に付けます。
下記におもな実習テーマの作品などの写真を紹介します。
○ これは旋盤実習で製作した「マンドレル」という部品です。右にあるの鉄の丸
棒を切削して、左のような形状に加工することを学びます。
○ これは論理回路実習でブレッドボードを使い回路を組んでいるところです。電
子素子をリード線でつなげることにより、LEDなどを制御します。
○ これは手仕上実習で製作したテープカッタです。鉄板を切り、削り、穴を空け、
ネジを切る事により、手作業で材料を製品に仕上ます。
○ これは電子工作実習で製作した「ライントレーサ」です。電子部品を半田付け
で組み立て、センサーなどの調整をすることにより、黒線に沿って走ります。
○ これは溶接実習で実施する作業の見本です。材料の鉄を電気アークで溶かして
金属と金属をつなぎ合わせます。材料が厚いので3回に分けて溶接しています。
○ これは電気計測実習の作業風景です。中央にある機械はオシロスコープという
計測機で、電圧の波形などの測定をします。
○ これはMC実習で使う、マシニングセンタという工作機械です。マシニングセ
ンタはプログラムにより部品を正確な寸法に削ることができます。工場では数多
くのマシニングセンタが活躍してものづくりを支えています。
○ 座学
座学では数学的知識や物理法則などを学び、それらを応用して理論的に正しく安
全に、ものづくりに取り組めるように学習していきます。具体的には下記に示すよ
うな科目があり、それぞれの分野の専門知識を理解し、活用できる力を育成します。
○ 機械設計
機械設計では、ものを動かすために必要な力の大きさ、ものの動く速さなど、物
理学の基本を学んだ上で、材料の強度計算、機械部品の選定など機械を創造する上
で必要な知識と計算力を身につけます。
○ 機械工作
機械工作では、ものをつくるために使う工具、機械の名称やその使い方を学びま
す。また、加工方法やさまざまな材料の性質など、ものづくりに必要な知識につい
て学習します。
○ 製図
ものをつくるには図面を必要とします。製図では、その図面の読み方と書き方を
学びます。そして、設計した製品を図面にし、その図面からものづくりができるよ
うに学習します。
○ 電気基礎
電気基礎では、電池やバッテリなどで見られる直流の電気や、家庭用コンセント
などで見られる交流の電気を学びます。また、電気により発生する磁気などについ
ても学習します。
○ 電子回路
電子回路では、まず、ダイオード、トランジスタなどの半導体素子の原理や特性
を学びます。その上で増幅回路、発振回路などの実際によく使われている電子回路
の特性や使い方を学習します。
○ 電気機器
電気機器では、発電機、電動機(モータ)などについて学びます。これらの原理、
構造や使われる材料などから、実際に利用することまでを学習します。
専門知識を蓄積してより良いものづくりに挑戦しよう!!
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